ショパン 自筆譜アートフレーム:「黒鍵のエチュード」 エチュード 変ト長調 Op. 10 No.5
¥14,630
Chopin, Frédéric (1810-1849)
Étude in G♭ major, Op. 10, No. 5
"Black Key"
「黒鍵のエチュード」(変ト長調 Op.10 No.5)は、その名の通り、右手がほぼ黒鍵のみを使う技巧的な作品。指が鍵盤の上を軽やかに踊るような演奏感があり、対照的に左手は主に白鍵を使い、和声とリズムを支えます。これにより、右手の旋律が一層際立つ構造になっています。華やかで軽快な音の流れは、ピアニストにとって挑戦的でありながら、聴衆にとっては洗練された美しさを感じずにはいられません。
また、このエチュードはフランツ・リストに献呈されましたが、イギリス版の献辞にはフェルディナント・ヒラーの名前も記されていることが知られています。
「黒鍵のエチュード」が作曲されたのは、ショパンが20代前半の頃で、パリに移住して作曲家・ピアニストとしての道を歩み始めた時期。パリのサロンでは、すでに有名な作曲家、ピアニストとして認知されていたと言われています。
自筆譜はかつて、ドイツのベルリン州立図書館に収蔵されていましたが、1949年にポーランドへ返還されました。
なお、このエチュードの自筆譜はもともとOp.10 No.6(変ホ短調)とセットで収蔵されていましたが、現在では別々に保存されています。ちなみに、左上に記されたタイトル「Etude 5.」もショパンの直筆です。(左上余白に書かれた鉛筆書きのメモは、国立図書館の記録署名)
《商品説明》
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<商品画像と実物の色味について>
商品の色味については、できる限り実物に近づけるよう調整を行っておりますが、お使いのモニター設定や機種、お部屋の照明環境によっても、実際の商品と異なって見える場合がございます。また、所蔵機関のスキャニングデータに基づくため、オリジナルの自筆譜と色味が異なることもございます。あらかじめご理解いただきますようお願い申し上げます。なお、作品によっては、裏面の楽譜が透けて見えるような画像がございますが、これは所蔵先のスキャニングデータに起因するもので、実際の自筆譜原本に裏写りがあるものと考えられます。

▼フレームサイズ(B)Typeのサンプル画像です。※(A) Typeは上部画像をご確認ください。


▼【Reference】
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