モーツァルト 自筆譜アートフレーム:「フィガロの結婚」より「恋とはどんなものかしら」KV 492
¥14,630
Mozart, Wolfgang Amadeus (1756–1791)
”Le nozze di Figaro” KV.492
"Voi che sapete"
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756–1791)の代表作、《フィガロの結婚(Le nozze di Figaro)》は、18世紀末に作曲されたにもかかわらず、今なお世界中の劇場で愛され続ける不朽のオペラです。軽やかなユーモアと深い人間描写、そして何より音楽の豊かさが、多くの人の心をつかんで離しません。
このアリア「Voi che sapete(恋とはどんなものかしら)」は、第2幕で歌われる、もっとも親しまれている楽曲のひとつです。若い小姓ケルビーノが、自分でもまだうまく言葉にできない恋の気持ちを、戸惑いながらも真剣に歌うこの場面は、作品全体のなかでもひときわ人気があります。
ケルビーノは「ズボン役」と呼ばれる、女性歌手が演じる男性の役です。声の質感や表現の柔らかさによって、ケルビーノの多感な心の動きがより豊かに伝わるのも、この役の魅力のひとつです。
台本はロレンツォ・ダ・ポンテが手がけました。モーツァルトとの名コンビによって、機知と感情が巧みに織り交ぜられた舞台は、今なお新鮮な輝きを放ち続けています。
モーツァルトは短い生涯で600曲以上もの作品を生み出した驚異的な創作スピードの作曲家であり、《フィガロの結婚》でもその才能を存分に発揮しました。作品の序曲は、初演の前夜に一気に書き上げたという有名な逸話も残っています(真偽のほどは定かではありませんが、モーツァルトならやりかねないと思わせるところも、この話の魅力の一つです)。
この自筆譜は、アリアの終盤、62小節目付近──第1主題が再び現れるあたり──に該当します。筆の運びは流れるように自然で、まるで音符そのものが歌い出すよう。紙の上のインクからも、モーツァルトの音楽がもつ歌心と呼吸が感じられるようです。
《商品説明》
新しいインテリア、アート、アートポスター、額モノとして、インテリアコーディネートをお楽しみ下さい。
●プリントタイプ/高精細ジークレープリント
●出力紙/ドイツ製ハーネミューレ ファイン・アート紙(アシッドフリー)
●額縁/UVカットアクリルガラス、中性紙マット、吊元金具(額側)、吊紐、外箱
●その他の仕様については、下記詳細をご確認ください。
※Pay IDからご覧の方は下記URL(当店サイト)に
額の色目、仕様等、詳しく載っていますので、ぜひご確認下さい。
https://apollon.kooki-museum.com
<商品画像と実物の色味について>
商品の色味については、できる限り実物に近づけるよう調整を行っておりますが、お使いのモニター設定や機種、お部屋の照明環境によっても、実際の商品と異なって見える場合がございます。また、所蔵機関のスキャニングデータに基づくため、オリジナルの自筆譜と色味が異なることもございます。あらかじめご理解いただきますようお願い申し上げます。

▼フレームサイズ(B)Typeのサンプル画像です。※(A) Typeは上部画像をご確認ください。


▼【Reference】
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