ベートーヴェン 自筆譜アートフレーム:ピアノ三重奏曲 第7番「大公」 変ロ長調 Op.97(スケッチ)
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Beethoven, Ludwig van (1770-1827)
Klaviertrio Nr. 7 B-Dur, Op. 97 (Skizzen) "Erzherzog"
Sketches for the "Archduke" Trio, Op. 97: Scherzo
これは、ベートーヴェンが作曲した「ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調 作品97」、通称『大公』の第2楽章スケルツォ部分の自筆譜です。制作時期は1810年から1811年頃とされ、親交が深かったオーストリアのルドルフ大公に献呈されたことから、「大公」という通称で親しまれています。
第2楽章スケルツォ(Scherzo)は、イタリア語で「冗談」や「戯れ」を意味します。この楽章では軽快で遊び心あふれる旋律が展開され、聞き手を明るい気分にさせる一方、緻密な構成と堂々とした気品も備えています。
この自筆譜(スケッチ)は、ベートーヴェンがインクや鉛筆、さらに赤鉛筆を用いてアイデアを練り上げた痕跡を生々しく伝えています。修正を重ねた跡や書き込みを見ると、完成形の優雅さからは想像できないほど、彼が試行錯誤を繰り返していたことがわかります。まるでベートーヴェンの頭の中で音楽が鳴り響き、形を変えながら紡がれていく様子を垣間見ているかのようです。
この楽曲は、1816年にウィーンのS. A. Steiner社から出版されましたが、自筆譜には未使用のアイデアや試行錯誤の跡が残されており、音楽学的にも非常に価値があります。所有者としてフレデリック・ロッカー=ランプソンやクリスチャン・A・ハーターといった著名なコレクターの名前が挙げられるほか、多くの出版物や学術書で取り上げられてきたこの自筆のスケッチは、ベートーヴェンの創作の裏側を知る上で欠かせない資料のひとつとされています。
余談ですが、この『大公』は村上春樹氏の小説『海辺のカフカ』にも登場します。村上氏の作品では音楽がしばしば重要なテーマとして描かれますが、この作品でも登場人物の内面の変化を象徴する音楽として物語に織り込まれています。
《商品説明》
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▼部分アップ
商品の色味については、できる限り実物に近づけるよう調整を行っておりますが、お使いのモニターの設定やお部屋の照明環境によって、実際の商品と異なって見える場合がございます。また、所蔵機関のスキャンデータに基づくため、オリジナルの自筆譜と色味が異なることもございます。あらかじめご理解いただきますようお願い申し上げます。

▼ 各種フレームの詳細です。



▼フレームサイズ(B)Typeのサンプル画像です。※(A) Typeは上部画像をご確認ください。


▼【Reference】
YouTube Channel: pwong702
ピアノ三重奏曲「大公三重奏曲」作品97 の第1楽章 〜100万ドルトリオの演奏〜
▼【Reference】
YouTube Channel: pwong702
ピアノ三重奏曲「大公三重奏曲」作品97 の第2楽章 Scherzo. (Allegro)