J.S.バッハ 自筆譜アートフレーム:《ロンド風ガヴォット》 〜無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番 ホ長調 BWV 1006 第3楽章
¥14,630
Bach, Johann Sebastian (1685–1750)
Partita für Violine Nr. 3 in E-Dur, BWV 1006
„Gavotte en Rondeau“ (3. Satz)
音は舞い、時を超える 〜バッハ「ロンド風ガヴォット」の世界
ヨハン・セバスティアン・バッハが1720年頃に作曲した《無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ》(BWV 1001–1006)は、3つのソナタと3つのパルティータから成る全6曲の作品集です。独奏ヴァイオリンのレパートリーの中でも特に重要な位置を占めるこの作品群は、技巧と音楽性の両面で極めて高い完成度を誇り、今日に至るまで多くの演奏家と聴衆に親しまれています。
《パルティータ第3番 ホ長調 BWV 1006》は、前奏曲に続く6つの舞曲から成る全7楽章の構成です。その第3楽章「ガヴォット・アン・ロンド(ロンド風ガヴォット)」は、明るく親しみやすい旋律と軽快なリズムが魅力で、単独でも頻繁に演奏される人気の楽章となっています。(なお、伝統的にメヌエット I と II を一対と見なすことから、全体を6楽章として数える場合もあります。)
この曲が生まれたのは、バッハが中部ドイツ、現在のザクセン=アンハルト州に位置する小都市ケーテン(Köthen)の宮廷楽長を務めていた時期にあたります。ケーテンはカルヴァン派の地で、宗教音楽の機会が限られていたため、バッハはより自由な器楽作品の創作に集中することができました。この時期には、チェロ組曲やブランデンブルク協奏曲なども生まれており、バッハの器楽創作が最も豊かに展開された時代と言えるのではないでしょうか。
「ガヴォット・アン・ロンド」の自筆譜に目を向けると、約300年前にバッハが音楽と静かに向き合い、一音一音を紙の上に刻みつけていった時間が、そっと立ち上がってくるようです。整った筆致には、音の流れと構造への精緻な配慮がにじみ出ており、その譜面からは、バッハの深い音楽的思索の軌跡が確かに読み取れます。
《商品説明》
新しいインテリア、アート、アートポスター、額モノとして、インテリアコーディネートをお楽しみ下さい。
●プリントタイプ/高精細ジークレープリント
●出力紙/ドイツ製ハーネミューレ ファイン・アート紙(アシッドフリー)
●額縁/UVカットアクリルガラス、中性紙マット、吊元金具(額側)、吊紐、外箱
●その他の仕様については、下記詳細をご確認ください。
※Pay IDからご覧の方は下記URL(当店サイト)に
額の色目、仕様等、詳しく載っていますので、ぜひご確認下さい。
https://apollon.kooki-museum.com
<商品画像と実物の色味について>
商品の色味については、できる限り実物に近づけるよう調整を行っておりますが、お使いのモニター設定や機種、お部屋の照明環境によっても、実際の商品と異なって見える場合がございます。また、所蔵機関のスキャニングデータに基づくため、オリジナルの自筆譜と色味が異なることもございます。あらかじめご理解いただきますようお願い申し上げます。なお、作品によっては、裏面の楽譜が透けて見えるような画像がございますが、これは所蔵先のスキャニングデータに起因するもので、実際の自筆譜原本に裏写りがあるものと考えられます。

▼フレームサイズ (B)Type のサンプル画像です。この作品は(B)Typeにのみタイトルが入ります。※フレームサイズ(A) Typeは上部画像をご確認ください。


▼【Reference】
YouTube Channel: Bartje Bartmans