メンデルスゾーン 自筆譜アートフレーム:ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 Op. 49, MWV Q29(俗称 : メントリ)
¥16,830
なら 手数料無料の 翌月払いでOK
Mendelssohn-Bartholdy, Felix (1809–1847)
Trio für Violine, Violoncello und Klavier d-Moll Op. 49, MWV Q 29
1. Satz: Molto allegro ed agitato
1839年、30歳のフェリックス・メンデルスゾーンによって書かれた《ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 Op. 49》は、ロマン派室内楽の傑作として名高く、現在も広く愛されています。日本では親しみを込めて「メントリ」(メンデルスゾーンのピアノトリオの略)と呼ばれることが多いですね。
今回作品化した第1楽章「Molto allegro ed agitato」はその冒頭から激しいエネルギーに満ちており、ヴァイオリンとチェロがユニゾンで旋風のように駆け抜ける中、ピアノは鋭く切り込むように響き、単なる伴奏の域を超えて作品全体を牽引。楽章全体にわたる緊張感と旋律美の対比は、メンデルスゾーンが即興的な情熱と構築美のバランスを極めたことを物語っているように感じます。
ロベルト・シューマンはこの作品を聴いて「モーツァルト、ベートーヴェンの後継者は彼しかいない」と絶賛し、特にこの第1楽章の躍動感と構成の巧みさを高く評価したそうです。ちなみに、当初のピアノ・パートは現在よりも控えめだったようで、親友のヴァイオリニスト、フェルディナント・ダヴィッドの助言を受けてメンデルスゾーンは改訂を施しています。完成された現在の形では、三者のバランスが絶妙に保たれ、ピアノの技巧的な魅力も引き出されています。
自筆譜は、清書と見まがうほど整然とした筆致から、作品への深い思慮が伝わってきます。ところどころに見える書き直しや修正も、緻密な構成力とメンデルスゾーンの音楽家としての真摯な姿勢を物語っており、創作の過程を垣間見ることができる貴重な資料となっています。
《商品説明》
新しいインテリア、アート、アートポスター、額モノとして、インテリアコーディネートをお楽しみ下さい。
●プリントタイプ/高精細ジークレープリント
●出力紙/ドイツ製ハーネミューレ ファイン・アート紙(アシッドフリー)
●額縁/UVカットアクリルガラス、中性紙マット、吊元金具(額側)、吊紐、外箱
●その他の仕様については、下記詳細をご確認ください。
※Pay IDからご覧の方は下記URL(当店サイト)に
額の色目、仕様等、詳しく載っていますので、ぜひご確認下さい。
https://apollon.kooki-museum.com
▼部分アップ
商品の色味については、できる限り実物に近づけるよう調整を行っておりますが、お使いのモニターの設定やお部屋の照明環境によって、実際の商品と異なって見える場合がございます。また、所蔵機関のスキャンデータに基づくため、オリジナルの自筆譜と色味が異なることもございます。あらかじめご理解いただきますようお願い申し上げます。

▼ 各種フレームの詳細です。


▼【Reference】
YouTube Channel:Yo-Yo Ma