重要なお知らせエリアを非表示

アポロンの譜面台 〜クラシック音楽、作曲家たちの自筆譜Gallery〜

クララ・シューマン:6つの歌 より「僕は暗い夢の中にいた」Op. 13, Nr. 1/Clara Schumann:6 Lieder, Op. 13, Nr. 1 „Ich stand in dunklen Träumen“

¥14,630

International shipping available

再入荷のお知らせを希望する

年齢確認

再入荷されましたら、登録したメールアドレス宛にお知らせします。

メールアドレス

折返しのメールが受信できるように、ドメイン指定受信で「thebase.in」と「kooki-museum.com」を許可するように設定してください。

再入荷のお知らせを希望する

再入荷のお知らせを受け付けました。

ご記入いただいたメールアドレス宛に確認メールをお送りしておりますので、ご確認ください。
メールが届いていない場合は、迷惑メールフォルダをご確認ください。
通知受信時に、メールサーバー容量がオーバーしているなどの理由で受信できない場合がございます。ご確認ください。

折返しのメールが受信できるように、ドメイン指定受信で「thebase.in」と「kooki-museum.com」を許可するように設定してください。

Schumann, Clara (1819–1896)
6 Lieder, Op. 13, Nr. 1
„Ich stand in dunklen Träumen“

《商品説明》 Product Specifications
◉プリントタイプ/高精細ジークレープリント
 Print Type: High-definition Giclée print
◉出力紙/ドイツ製ハーネミューレ ファイン・アート紙(アシッドフリー)
 Paper: Hahnemühle Fine Art Paper (Made in Germany, Acid-free)
◉額縁/UVカットアクリルガラス、中性紙マット、吊元金具(額側)、吊紐、外箱
 Framing: UV-protective acrylic and acid-free mat
 Accessories: Hanging hardware (pre-installed), hanging cord


〜自筆譜に残された愛の証:1840年、クララからのクリスマスの贈り物〜
クララ・シューマンの歌曲は、ピアニストとしての華々しい活躍の陰に隠れがちですが、内省的で繊細な感情表現を持つ作品が数多くあります。特にこのOp. 13の第1曲 „Ich stand in dunklen Träumen“(僕は暗い夢の中にいた)は、短いながらも詩的な世界が色濃く感じられ、クララ・シューマンの代表作のひとつに数えられています。

この歌曲の歌詞は、ドイツの詩人ハインリッヒ・ハイネ(Heinrich Heine)の詩集『歌の本』から採られています。ハイネの詩は、甘美なロマンティシズムの裏に、深い諦念や皮肉を潜ませているという特徴があります。クララは、この詩が持つ憂愁と激情を見事に捉え、わずか3分程度の小品のなかに凝縮しました。

<日本語 翻訳例>
僕が暗い夢の中にいた時
私は暗い夢の中に立ち、
彼女の肖像を眺めた。
すると、その愛しい顔が
密かに生き始めたのだ。
彼女の唇には、
不思議な微笑みが浮かび、
その瞳からは、
澄んだ悲しみのしずくがこぼれた。
その頬もまた、
青ざめて濡れてゆき、
大理石のガラスの奥で、
密かに彼女は泣いていたのだ。

この曲の初期バージョンは、クララが二十代前半であった1840年、結婚した年のクリスマス頃に、夫ロベルトへの贈り物として作曲されました。自筆譜左上には、クララ自身によって「Componirt zu Weihnachten 1840.(1840年のクリスマスに作曲)」と、なんともロマンチックな走り書きが書かれています。ちなみに右上には「Heine(ハイネ)」と記載(所蔵先説明より)

ロベルトは、結婚した1840年を「歌曲の年」と呼ぶほどの熱狂的な歌曲創作期を迎えており、クララ自身もまたその熱に呼応するかのように歌曲の創作に意欲を傾けていたと考えられます。研究者の間では、若きクララがハイネの、生きているかのような肖像と抑圧された悲しみという複雑な感情を深く理解し、音に置き換えた才能は特筆に値すると考えられています。

さらに、この曲の大きな魅力はピアノ・パートが単なる伴奏にとどまらないと、しばしば言われている点にあります。
詩が「僕は暗い夢の中にいた」という情景から始まる通り、クララは、この「暗い夢」の雰囲気を、不安を秘めた半音階的な和音と、絶えず揺れ動くリズムで表現しました。特に、和音が半音階的に変化し、緊張と緩和を繰り返すさまは、ハイネの詩が持つ心の機微を映し出していると考えられています。
「彼女の肖像が密かに生き始める」場面では、メロディが次第に高揚し、感情はクライマックスを迎えます。しかし、それは夢であるゆえに長く続かず、「澄んだ悲しみのしずく」や「大理石のガラス」という冷たいイメージとともに、ピアノは再び憂いに満ちた世界へと戻っていきます。
この劇的な対比こそ、クララがハイネの詩が秘める感情の真実を音に託すことに成功した一例として研究者から指摘されています。

„Ich stand in dunklen Träumen“ は、クララ・シューマンがピアニストとしてだけでなく、一人の作曲家として、時代の感情と詩人の心を深く繊細に理解していたことの、貴重な証拠であるように感じられます。

ちなみに、この自筆譜には、Op. 13の第1曲として出版されたにもかかわらず、曲のタイトル部分にクララ自身の筆跡で「No: 2.」という表記が残されています。これは、この歌曲集が初期段階から再編されている経緯を示す、自筆譜ならではの歴史の痕跡であり、研究者の間でも興味深い点として知られています。


※Pay IDからご覧の方は下記URL(当店サイト)に
額の色目、仕様等、詳しく載っていますので、ぜひご確認下さい。
https://apollon.kooki-museum.com

<商品画像と実物の色味について>
商品の色味については、できる限り実物に近づけるよう調整を行っておりますが、お使いのモニター設定や機種、お部屋の照明環境によっても、実際の商品と異なって見える場合がございます。また、所蔵機関のスキャニングデータに基づくため、オリジナルの自筆譜と色味が異なることもございます。あらかじめご理解いただきますようお願い申し上げます。なお、一部の作品には、裏写り(裏面の楽譜の透け)、経年によるシミ、または原資料の修復に由来する痕跡が見られる場合がありますが、これは所蔵先のスキャニングデータに起因するもので、原稿の忠実な再現です。

<Important Notes on Color & Appearance>
Color Consistency:The actual color may vary depending on your monitor settings or room lighting. As these prints are based on official institutional scans, minor color variations from the original manuscript may occur.

<Image Detail & Historical Authenticity>
Some prints may show "bleed-through" (musical notation from the reverse side), authentic age spots, or visible restoration marks from the original source. These are not defects, but a faithful reproduction of the original historical manuscript, preserved to maintain its archival character.

▼【Reference】
YouTube Channel: バーバラ・ボニー - トピック

Related Items関連商品
  • クララ・シューマン:ピアノとヴァイオリンのための3つのロマンス 第1曲 Op.22-1/Clara Schumann:Drei Romanzen, Op. 22, Nr. 1 "Andante molto"
    ¥14,630
  • クララ・シューマン:ピアノとヴァイオリンのための3つのロマンス 第3曲 Op.22-3/Clara Schumann:Drei Romanzen, Op. 22, Nr. 3 "Leidenschaftlich schnell"
    ¥14,630
  • クララ・シューマン 自筆譜アートフレーム:ピアノとヴァイオリンのための3つのロマンス 第2曲 Op.22-2
    ¥14,630

Mail Magazine

新作やキャンペーンなどの最新情報をお届けいたします。(今後も続々出品いたします!)